「褒めるだけ育児」に限界を感じたら読むべき、空手道場の教育観
【「褒めるだけ育児」に限界を感じたら…】
「なるべく怒らないようにしてるんです」
「失敗しても、まず褒めるようにしてます」
「でも…最近、子どもが全然話を聞かなくて…」
これは、空手道場に通う子どもたちの保護者から、よく聞く悩みの声です。
時代は“褒めて伸ばす”教育へ。
でも、本当にそれだけで子どもは育つのでしょうか?
私たち空手道場の指導者は、違う視点から“人を育てる”ことを考えています。
今日はその教育観を、ひとつの「問い」として、あなたにお届けします。
👊「褒める=伸びる」は半分だけ正しい
褒めることは、もちろん大切です。
認められることで、子どもは「また頑張ろう」と思えるからです。
しかし同時に、
・どう頑張ればいいか分からない
・何を目指せばいいか見えない
・褒められることだけを求めて行動する
という子どもたちも多く見てきました。
“褒める”だけでは、芯のある人間にはなれないのです。
🥋空手道場で育てるのは「芯」と「器」
優至会の空手道場では、子どもたちにただ技術を教えるのではなく、
・失敗しても折れない「芯の強さ」
・言われなくても動ける「自律心」
・相手の気持ちを想像できる「人間性」
を育てることを目的としています。
それは、試合の勝ち負けよりも大切な「生きる力」。
📣「叱る」ではなく「伝える」
私たちは、怒鳴ったり感情的に叱ることはしません。
でも、時には厳しい言葉を投げかけます。
それは、子どもたちにとって「痛い現実」であることもあります。
でも、それこそが「学びの入り口」なのです。
なぜなら、
・間違っても誰も教えてくれない
・気づけないまま評価を落とす
・自分で修正できなければ置いていかれる
今の社会は、ある意味「昔より厳しい」のです。
だからこそ、子どもが自分で考え、立ち上がる力を育てる必要があります。
🌱「できたね!」だけじゃない、もう一歩先の教育へ
「褒めて伸ばす」は、入り口として最適です。
でも、成長の“次のステージ”に進むためには、
・課題を明確にする
・正解ではなく、考える時間を与える
・他人と比べず、昨日の自分と向き合わせる
そんな関わり方が必要です。
空手道場は、その“環境”があります。
教えるのは技ではなく、**「生き方」**です。
👨👩👧👦最後に:親が手放すことで、子は育つ
「こんなふうに言っても大丈夫かな…」
「うちの子、叱られたら落ち込むんです…」
そう思う気持ち、とてもよく分かります。
でも、時には一歩引いて、子ども自身が悩む時間・考える時間を持たせることも大切です。
私たち空手道場では、そんな「子どもが本気で育つ空間」を全力で提供しています。
“褒める”だけでは届かなかったものが、
ここにはきっとあります。
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