「褒めるだけ育児」に限界を感じたら読むべき、空手道場の教育観

query_builder 2025/06/30
優至会からのお知らせ
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【「褒めるだけ育児」に限界を感じたら…】


「なるべく怒らないようにしてるんです」

「失敗しても、まず褒めるようにしてます」

「でも…最近、子どもが全然話を聞かなくて…」


これは、空手道場に通う子どもたちの保護者から、よく聞く悩みの声です。


時代は“褒めて伸ばす”教育へ。

でも、本当にそれだけで子どもは育つのでしょうか?


私たち空手道場の指導者は、違う視点から“人を育てる”ことを考えています。

今日はその教育観を、ひとつの「問い」として、あなたにお届けします。


👊「褒める=伸びる」は半分だけ正しい


褒めることは、もちろん大切です。

認められることで、子どもは「また頑張ろう」と思えるからです。


しかし同時に、

・どう頑張ればいいか分からない

・何を目指せばいいか見えない

・褒められることだけを求めて行動する


という子どもたちも多く見てきました。


“褒める”だけでは、芯のある人間にはなれないのです。


🥋空手道場で育てるのは「芯」と「器」


優至会の空手道場では、子どもたちにただ技術を教えるのではなく、


・失敗しても折れない「芯の強さ」

・言われなくても動ける「自律心」

・相手の気持ちを想像できる「人間性」


を育てることを目的としています。


それは、試合の勝ち負けよりも大切な「生きる力」。


📣「叱る」ではなく「伝える」


私たちは、怒鳴ったり感情的に叱ることはしません。

でも、時には厳しい言葉を投げかけます。


それは、子どもたちにとって「痛い現実」であることもあります。

でも、それこそが「学びの入り口」なのです。


なぜなら、

・間違っても誰も教えてくれない

・気づけないまま評価を落とす

・自分で修正できなければ置いていかれる


今の社会は、ある意味「昔より厳しい」のです。

だからこそ、子どもが自分で考え、立ち上がる力を育てる必要があります。


🌱「できたね!」だけじゃない、もう一歩先の教育へ


「褒めて伸ばす」は、入り口として最適です。

でも、成長の“次のステージ”に進むためには、


・課題を明確にする

・正解ではなく、考える時間を与える

・他人と比べず、昨日の自分と向き合わせる


そんな関わり方が必要です。


空手道場は、その“環境”があります。

教えるのは技ではなく、**「生き方」**です。


👨‍👩‍👧‍👦最後に:親が手放すことで、子は育つ


「こんなふうに言っても大丈夫かな…」

「うちの子、叱られたら落ち込むんです…」


そう思う気持ち、とてもよく分かります。


でも、時には一歩引いて、子ども自身が悩む時間・考える時間を持たせることも大切です。


私たち空手道場では、そんな「子どもが本気で育つ空間」を全力で提供しています。


“褒める”だけでは届かなかったものが、

ここにはきっとあります。


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