褒める時と叱る時の使い分け

query_builder 2025/09/09
優至会からのお知らせ
phonto

「褒める時はみんなの前で、叱る時は1人の時に」
よく耳にする教育の鉄則です。

しかし、私たち優至会では
「ケースバイケース」

を大切にしています。


ときには人前で叱り、ときにはこっそり褒める。


逆に、人前で褒め、こっそり叱ることもあります。

大事なのは“その場の目的と子どもたちの成長にとって最善かどうか”です。



① あえて人前で叱る・注意するケースと目的

•ルール違反をした時
皆に知ってもらうことで「自分も気を付けよう」と思わせ、同じ失敗を防ぐ確率を高める。

•周囲に迷惑をかけているのに気付かない時

例1)みんなを待たせているのに急ぐ素振りがない

例2)忘れ物をして受け取る時にヘラヘラしている

例3)先輩の指導中に下を向いたり、あくびを見せたりする
※あくびは生理現象ですが、「見せない努力」をすることが礼儀に繋がる。

→ 周囲の人たちの不快感から守るために、あえて人前で伝える。

→周囲の不快感が大きい場合は、あえて厳しく伝えることで、周囲の人がフォローする空気を作る

→ 「誰かが裏で頭を下げている」ことを想像する力を育む。



② あえて1人の時にこっそり褒めるケースと目的

•本人が努力や成長を自覚できていない時

•人前で褒めると比較や嫉妬を生む可能性がある時

•小さな成長を拾い上げたい時


→ 「成長してるよ」というメッセージで、自信を静かに積み重ねる。



③ あえて1人の時にこっそり叱るケースと目的

•倫理観の欠如に関わる行動
(例:人を見下す発言、陰での悪口など)

•周囲に知られてしまうと、本人の名誉を著しく損なう行為

→ 公開の場ではなく、個別に伝えることで本人の尊厳を守りながら改善を促す。



④ あえて人前で褒めるケースと目的

•お手本として皆に示したい時

•共有することで、全体に良い影響を与えたい時


→ 人前で褒められた本人は誇らしい気持ちになり、周囲も「自分もそうしたい」と学びを得られる。



優至会での稽古風景エピソード

▶︎ある日、全体稽古で「号令」を担当した小学生がいました。声が小さく、皆が揃わずに何度もやり直し。しかし覚悟を決め、大きな声と堂々とした姿勢でやり切りました。

その瞬間、道場内がピタッと整列し、空気が引き締まったのです。

「今の姿勢はみんなのお手本になる!」

子どもたちの表情が誇らしく輝き、中には感動して泣いている親御さんもいました。

▶︎一方で、別の日。
ある上級生が指導中に後輩に乱暴な言葉を使ったことがありました。これは全員の前で指摘すると名誉を傷つける行為でしたので、練習後に二人だけで話しました。
「◯◯の影響力は大きいからこそ、言葉の重みを考えなきゃダメだぞ。ちゃんと後輩にも筋を通して謝り、今後気をつけるように」と伝えると、真剣に頷き、その後の態度が変わっていきました。



終わりに
優至会代表師範「直樹先生」は

物事への評価には

・期待以上
・期待通り
・期待外れ


の三通りしかないと常々伝えております。

期待値が高くなると、周囲から見ると羨ましくも感じますが、その分ハードルも高くなり、本人はプレッシャーのなか自分を磨いていくことで「基準値」が上がります。


逆に期待値が高くない時こそ
「評価してもらえてない」と嘆くのではなく
「期待以上」のハードルが低いため成長のチャンスでもあるのです!

“どんな時でも前向きに”

優至会では「褒める」も「叱る」という
正解のない対応も

感情ではなく武道教育の手段です。

「マニュアル通り」の指導ではなく

「(成長という)結果が出れば正解」

を肝に銘じ
状況に応じて人前・個別を使い分けることで、本人の成長と周囲の雰囲気を同時に守ります。

叱るのも褒めるのも、子どもたちが立派な人間へと育っていくため。

これも
私たち優至会の武道教育コンセプトです。

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